スライド丁番(蝶番)は大きく分けて2種類で
1.アウトセット(全かぶせ・半かぶせ)
扉が本体の側板に被る様に動作するので
アウトセット・被せと言います。
かぶせ量で更に種類が分かれます
2.インセット(扉の側面が見えないタイプ)
図のように扉が本体の中に納まるタイプを
インセットと言います。
若干アウトセットより金額が高いです。
扉のサイズによっては調整がシビアになります。
スライド丁番(蝶番)のカップ数
アウトセットの全かぶせや半かぶせなど大きく分けていますが
本来は何ミリ被るのかで丁番(蝶番)を選びます。
スライド丁番(蝶番)のサイズは3種類(稀に4種類)
- 26mmカップ(一番小さいサイズで取り扱って無いメーカーもございます)
- 35mmカップ(ポピュラーサイズで殆どが35φです)
- 40mmカップ(大きな扉や特殊な開き角度で使用されています)
- メーカー独自の30mmカップがあります。
カップ数と呼びます数字ですが、当然大きい方が重量・サイズともに
扱える扉は大きいです。
メーカーにより25mm、26mmと規格統一はしてないみたいで
一つずつ手探りで確認しなきゃならないのが現状です。
ちなみにスライド丁番(蝶番)は日本での名前で外国ではヨーロッパ丁番(蝶番)で通ります
スライド丁番(蝶番)の動作種類
- キャッチ
- ダンパー
- 広角
キャッチとは扉がバネの力で勝手に閉まる・閉まった状態を維持する
キャッチ付、キャッチ無しと言います。
ダンパーとは安全に閉まる即ち緩やかなスピードで閉まる構造です。
ダンパー付きと呼びますが特殊です。
広角とは扉が開いたときの角度です。
普通は100度まで、それ以上は広角で140度まで開くのもあります。
広角スライド丁番(蝶番)は金額が上がります。
丁番(蝶番)交換修理希望のお客様は下記の必要事項を参考にしてください
修理で必要な情報
- カップ数
- インセット・アウトセット
- キャッチの有無
- 修理交換丁番(蝶番)の数
- 分かるなら丁番(蝶番)製造元
修理にかかる費用
基本料金 + 丁番(蝶番)金物代金 + 交換費用 + 交通費用 = お支払金額
- 基本料金: 一律 5,000円になっております。
- 丁番(蝶番)金物代金: 座金、スペーサーを合わせた金額です。
- 交換費用:金物代金と同じ金額になります。
- 交通費用:当工房より1kmに対して100円換算です。(グーグルマップにて計算)
修理依頼の手順
- 電話・ファックス・メールで必要事項をお伝えください。
- 1~3日までに見積書をお送りします
- 施工日を決めていただきます。
- 施工完了にてお支払になります。
出張見積もり
見積もり自体は無料ですが交通費はかかります。
上限5,000円で当工房より1kmに対して100円換算です。(グーグルマップにて計算)
有料道路使用料金はは別途必要になります。