亡くなった母のドレッサーを再利用したいとの事で注文いただきました。
修復として研磨ごウレタン塗装
リメイクとして引き出しを2つを1つにし化粧品の瓶や高さを必要とする収納物に対応出来るようにすること
塗装前にまずリメイクの引き出しを作ります。
既存の引き出しを分解して口板(取手が付いてる前面板)を外して引出しを作り再度口板を取り付けます。
しかし今回のドレッサーは横に隠し引き出し?というか細長い引き出しがあり真四角の引き出しではないので少し歪な形になっています。
完成写真ですが右側が新しく作った引き出しで上段が2つを1つにしており取手は、そのまま利用し違和感なく仕上げています。
下段の引き出しは元々は開き戸でしたが引き出しに改造(リメイク)しています。
この後は深い傷などを埋めて着色して形上は完成です。
塗装の準備に取り掛かるので塗料や吹き付けガンを準備し、込み合った形状なので吹き付ける順番を考えます。どこから吹き付けるか、どこで終わるかで仕上がりに影響するので頭の中でガンの動きと同じく首も動かしながら考えて先ず中塗り(サンディング)から吹き付けます。
サンディングは多少塗り斑があっても修復が容易なので本塗をイメージして吹き付けてます。
サンディング塗装が終わると1300番のペーパーでツルツルに平らに傷が無いか確認しながら研磨して最後の仕上げ拭き準備が終わりです。
どの塗装屋でも同じですが仕上げ吹き付けは気を遣うのが当たり前で目に見えないゴミやダストが降りかかるかも知れない恐怖と自分の汗が滴り塗装をダメにするかも知れない間抜けさ・・・
特に夏場の塗装は虫と汗が一番気になる季節で何故か塗装膜には虫を吸い寄せるフェロモン的な要素があるのかぺっちゃと自殺ダイブする虫が後を絶たないので気を使います。
身長に吹き付けて仕上がりました
こちらの三面鏡はアクロバットな形で鏡の後ろに角度付き鏡が隠れて収納されている珍しいタイプです。
最近は普通に平丁番で開く三面鏡は珍しくなってきてますが三面鏡で頭に浮かぶ基本的な形は重なるタイプの三面鏡になると思います。残念ですが、どんどん減ってきてるのが現状で家具を仕事にしているポアシアでは寂しい限りです。
ドレッサー、三面鏡、化粧台を修理はポアシアにおまかせください。
事前に写真(傷のアップ、全体)出来るだけ多い枚数を用意して
いただきますと注文がスムーズに進みます。
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桐箪笥の配送業者はヤマト運輪になります。
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ご指定の日にち・時間帯に2名のスタッフで伺い、箪笥を丁寧・スピーディーに梱包・搬出します。
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